こんにちは、「やまとなでしこ」の れいこ です。
8月9日、日曜日。朝8時より芝中多目的広場で、東京都消防操法大会に東大和市消防団を代表して出場する第六分団の訓練が行われました。
北多摩西部消防署の方々が指導にいらしてくださり、そして第二、第三分団が応援に来ています。土曜日から猛暑が少し収まり、朝の涼しい空気にやや安堵の表情の団員達です。
大会には、6人のチーム(1名は補欠)で参加します。「指揮者」というコントロール的役割と、「1~4番員」が実際の操作を分担しています。
今回の第6分団の5人の精鋭はどんな人達なのか?その横顔を探るべく、チームの「指揮者」をつとめる、佐々木雄一さん(34歳)にお話をうかがいました。
⇒普段はお仕事は何をされているのですか?
青梅の医療福祉施設で、栄養士をしています。自己管理の苦手な栄養士です(笑)。
⇒今回、指揮者に名乗りをあげられた心境は?
入団9年目でこれまで、操法の他のポジションは経験してきました。今回はその経験を踏まえて、使命感のようなものから指揮者に挑戦しています。自分の売りである「声」を最大限に生かしたいと考えています。
⇒数ヶ月に及ぶ週3回の訓練、体力的にもきつそうですが。
仕事のオフの時間の使い方には「積極的休養」と「消極的休養」があると思っています。この訓練は、オフの時間を自分のやりたいことに積極的に使う「積極的休養」になっていますので、きついというより、充実感を感じています。訓練が始まってから、5キロ痩せました!
⇒現在の完成度はどのくらいですか?
2月から本格的にスタートした訓練で、今60%くらいのところまで来ていると思います。
⇒チームのリーダーとして心がけていることは何ですか?
一つ一つプロセスを積み上げていく中で、チームメンバー全員の意見を必ず聞きながら進めていくことを心がけています。そして、長丁場の訓練の中で、メリハリをつけるというか、集中して行う訓練の後には、冗談を言い合う休憩時間をもつ、というように。メンバー全員が明るい気持ちで取り組めることを大切にしています。
⇒市民の皆さんにメッセージは?
芝中多目的広場、桜ヶ丘市民広場、市役所駐車場の3カ所を使って週に3回のペースで訓練を行っています。車の出入りや、号令の声などで少々ご迷惑をかけているかもしれません。メンバー全員、消防操法の完璧な動きを目指して真剣に取り組んでいますので、是非その訓練の様子を見にきていただければ、とても嬉しいです。
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また、今回の出場に向けた訓練を指導してくださっている北多摩西部消防署警防課主任の常磐さんにもコメントをいただきました。
「現在、訓練は中盤まで来ている。とにかく、ここからけが人を出さずに本番まで積み上げていくことが大切。チームの雰囲気は非常に良い。明るく前向きに取り組んでいる。目標は3位入賞、いやもちろん1位をとってほしい。動きが完成してそしてさらに何が大切になるかといえば、そこから感じられるチームワーク感。一つ一つの操作にメンバー同士の思いやりの気持ちを込めること。その気持ちが、全体の流れの中に必ず現れてくる」
途中から日差しが出て汗にじむ訓練でした。皆様お疲れさまでした。地道に完成を目指して、検討・実践を積み重ねていく姿が印象的でした。
忙しい中、お話を聞かせてくださった、佐々木さん、常磐さんありがとうございました。
やまとなでしこの「れいこ」でした。