こんにちは。 「やまとなでしこ」の ちあき です。
応急手当普及隊は、北多摩西部消防署の逢坂様を講師に招き、1月29日(日)講習を受けました。
応急手当ての指針となるガイドラインが変更になった事に伴い実施したものです。このガイドラインとは救急業務に関係する医師や有識者が集まり、その時代に合った処置内容や手当の指針を決定するもので、概ね五年ごとに改定されています。しかし、新しい形をとるということであり、今までの講習が間違っているものではありません。
心停止の予防(突然死変更になった内容は10項目。)に関しては心筋梗塞、脳卒中に追加で、高齢者の窒息、入浴中の事故、熱中症なども突然死の原因であり、予防が重要になってきます。
通報に関しては、反応がないと判断した場合、反応があるかどうか迷った場合は、直ちに大声で助けを求め、119番通報とAEDの搬送依頼する。
ここで大事なことは、迷った場合ということです。
どうなんだろう?どうしたらいい?と思ったら直ちに119番通報です!
呼吸に関しても、普段通りの呼吸が見られない場合、その判断に自信が持てない場合は心停止と判断する。
呼吸してるのかな?してないのかな?と迷ったら即、心肺蘇生を実施しましょう!迷って何もしないことがないように~
その他にも胸骨圧迫の位置は上下左右の真ん中、成人5㎝、テンポは100回から120回、
人工呼吸は訓練を積み技術があり、意志がある場合は実施する、
反応の確認は両肩を軽くたたく(どちらかに麻痺があった場合にわかるように)、などを勉強しました。
その後はグループに別れて、変更になった項目に注意しながら心肺蘇生、AEDを用いた除細動を全員が実施をし、本日の訓練は終了となりました。
この翌日からは東大和市消防団は、このガイドラインで、皆様にお伝えしていきます。
自治会、学校などで、応急手当の講習、普通、上級救命講習が実施されることがあると思います。今までの講習の一部が変更になった事でより高い救命処置への改訂となりました。
私達、応急手当普及隊は今日の講習を受け、更に普及技能の向上につとめてまいります。ぜひ、皆様の講習参加をお待ちしております。
空気が乾燥しています。
インフルエンザ、風邪など引かぬよう、体調管理にはご注意ください。
また、家の周りに燃えやすい物等を放置しないよう、お願い致します。