こんにちは。「やまとなでしこ」の れいこ です。
東大和市消防団では去る2月15日、市立第二小学校校庭にて、東京都消防訓練所の教官をお招きし、真火災想定訓練を行いました。
通常、ポンプ車は5名の団員で火災に出動しますが、今回は、より少ない人数でも火災に対応するために、3名で出動する隊も交えた連携訓練を行いました。
設定された想定(昼間あるいは夜間に発生した火災なのか、火災家屋には住民が残されいるのか、 消防署隊からどのような指示が出ているのか…など)を判断しながら、各隊が連携して消火活動を進めていきます。
訓練所の教官はその様子を、側に付きながら事細かに確認していきます。計6回行われたこの想定訓練が1回終わるごとに、教官から講評が行われます。
講評では、各人の装備、例えば夜間という状況への対応、指揮者としての役割、情報の共有、そして機器類を扱う上での理論の理解など、それぞれが適切であったか、かなり厳しいコメントが付けられていきます。最前線のプロからのコメントに、緊張感が張りつめます。災害の現場では、基本的に身につけておくベースとなるルールを厳正に守ることに加えて、状況を読み解き臨機応変に対応することが 求められているのだということを、痛感する訓練となりました。
操作を終えて、まだ肩で息をしながら教官のコメントに真剣に聞き入る団員の姿が、印象に残りました。
今年も早くも2月後半ですが、まだまだ火災の多い季節です。火の元には十分ご注意ください。
「やまとなでしこ」のれいこでした。