2022年6月16日木曜日

救急科研修

こんにちは! 「やまとなでしこ」の ちかこ です。
梅雨入りして、雨が降りやすい天気が続いていますね。

6月4日(土)に東京都渋谷区にある、消防訓練所で救急科研修を受けました。



多摩・島しょ地域消防団各1名ずつが受けられる研修で、部長、班長をされている男性団員がほとんどで、女性団員は私1人でした。
座学では、救急に関する近年の動向、応急手当の重要性について講義があり、実技では、心肺蘇生法、気道異物除去、止血、傷病者管理を行いました。

救急車が到着するまでの時間は平均6分29秒(令和2年)到着を待つ間、"バイスタンダー“といわれるその場に居合わせた人が応急手当をすることが大切です。

全除細動事案(心筋梗塞などにより心臓が痙攣(細動)した状態を取り除くこと)が1,416件あるうち、バイスタンダーがAED(自動体外式除細動器)を使用したのが247件、救急隊のみが除細動を行ったのが1,169件、この事案の中で、自己心拍が再開されたのは、それぞれ55.4%、21.2%と聞きました。

バイスタンダーによる応急手当が救命率を高めているということですね。







心肺蘇生法は『3つの押す』がポイントです。

①119番通報ボタンを押す

②倒れている人の胸を押す
 (心臓マッサージ)

③AEDのボタンを押す

消防訓練所の教官にわかりやすくポイントを教えていただきました。
私も、講習の時には心肺蘇生法を覚えてもらうために、ポイントを押さえた、インパクトのある伝え方をしていきたいです!