2015年1月26日月曜日

豊鹿島神社にて文化財防火訓練を実施しました

こんにちは、「やまとなでしこ」のあけみです。

文化財防火デーを今日に控えた昨日25日、  東京都指定有形文化財の豊鹿島神社にて 北多摩西部消防署と東大和市消防団、第六分団、第四分団、そして神社の自衛消防隊(氏子の皆様)による合同訓練がおこなわれました。

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水利を防火水槽に採り、 ホースを延長し境内に向かいます。今回のホース延長は10本、200メートル。ホースカーにて延長し途中で二本に分岐させての放水です。一線で延ばせば30本、600メートル近くまで伸ばせるとのこと…凄いですね!!

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↑写真見ていただけるとわかると思いますが ホースの長さ凄いですよね!
そして最後は一斉放水です。

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訓練後の豊鹿島神社宮司の石井様のお話によりますと 豊鹿島神社本殿は室町時代、文正元(1466)年の建立。東京都内に現存する神社本殿建築の中では最も古く、また都内唯一の室町時代建立になる社殿。550年災害なく現在まで鎮守されたのは 地域の皆様に見守られ大切にされてきた証。
今でも週に1回の自治会の皆様による境内の清掃をはじめ、父母の会や市のシルバー人材センターの方による定期的な周辺の整備などが行われ、また、自治会の皆様や地元第六分団による警戒活動など普段からの不審火警戒など、多くの地元の皆様のお陰でこのお社が守られているとのことでした。

尾崎東大和市長からは、「何百年もの間、地域の遺産として守られてきた 豊鹿島神社と鹿島の森を永久に残していけるように!」とのお話しでした。

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北多摩西部消防署竹内署長からは、「707年に創建された豊鹿島神社は 室町時代から 現存に至るまで大切にされてきました。
今後も自衛消防隊、消防署、消防団で、このかけがえのない財産を、未来永劫残していきましょう!」と力強いお言葉をいただきました。

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中澤団長からは、神社やお寺などの火災は 不審火や放火が一番多い。普段から 整備をして 不審火を起こさないような環境に務めることが重要とのお話し。神社や地域の皆様の地道な活動がいかに大切であるかという事を再認識しました。

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消防署の大隊長にも訓練終了後少しお話を伺いました。
訓練の為、限られた範囲だができるだけ大勢の署員にこのような訓練で経験を積ませ、 敏速、的確、確実に活動できるようにしていきたいとのことでした。

最後に 受け持ちの第六分団岩品分団長によりますと、「六分団は毎年だが他の分団は6年に1回。事前に想定など 打ち合わせが必要との反省がありました。しかし、 そんなことを微塵も感じさせない活動だったと私は思いました。

今回文化財防火訓練に参加してみて、この大切な財産を後世に残して伝えていくことが 今の私達が担っている役目なのだと改めて思いました。

余談ですが…
私、地元芋窪育ちで、小さい時豊鹿島神社のお祭りが大好きでした。
お神輿とか山車とか 凄かったんですよ!出店(露店)も ズラ~と並んで 大人も子供も楽しめました。初詣は 甘酒飲みたさに 行った記憶があります。
懐かしさといつまでも変わらないありがたさを感じながら訓練に参加させていただきました。

それと昨日は、JCOMさんも取材にこられていました。昨日の模様は今日26日の夕方に放映されるそうです。お楽しみに。

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