長いようで短かった二泊三日の研修が終わりました。
今回私たち、全国各地から集まった100人近い女性消防団員は６つの班に分かれ、『女性消防団員の役割について』『女性消防団員の確保対策について』『女性消防団員による新たな消防団活動の展開について』という３つのテーマについて真剣に考え、取り組んできました。
私は６班(15人)で『女性消防団員による新たな消防団活動の展開について』というテーマについて、それぞれ個人の持つ経験や地域性・特色・仲間・スキルなどを持ちより、さまざまな角度からアプローチしグループで発表をしました。
６班の結論としては、基本となる消防団員のスキルをレベルアップする努力を継続しつつ、新たな展開として『現在、日本全国に２万人いる女性消防団員のネットワークを強化し、情報の共有が安心してできるように事務局を設立し動き出すこと』を強く要望してきました。
これから先、いつまた新たな大災害が起きるかわかりませんが、もしあの3.11の時に全国の女性消防団員同士がネットワークでつながっていたら…
被災地となってしまったところの女性消防団員から全国にいる仲間に具体的なＳＯＳが発信され、的確な支援が迅速に行われ大きな支援につながったのではないでしょうか？
今回の研修で女性なりにみんなで一生懸命に考え、たくさんの意見が出されました。ですが、やはり女性消防団員だけでの実現は難しいことでしょう。今後はさら に多くの消防に携わる皆さま、そして多くの市民の皆様のご理解とご協力を得ながら、今回の意見が実を結ぶことを願ってやみません。
最後になりましたが、このような機会を与えていただいた中澤団長をはじめ東大和市消防団のみんな、「やまとなでしこ」のみんな、北多摩西部消防署の皆さまに心より感謝申し上げます。
また、研修期間中お世話になりました財団法人日本消防協会の皆さまには深く御礼申し上げます。
そして…
研修で出逢えたみんなに
ありがとう(^_^)
