2023年1月16日月曜日

「消防団活動支援用ドローン教育訓練」に参加しました。

こんにちは。
「やまとなでしこ」の さおり です。

1月14日、15日の2日間に渡り、立川地域防災センターにて「消防団活動支援用ドローン教育訓練」に参加しました。

みなさん「ドローン」は、ご存知ですか。
「ドローン」とは、プロペラのついた空飛ぶ無線の無人小型機です。




現在では、ドローンを飛ばし、人の手が届かない場所まで、映像撮影が可能になりました。

1日目の訓練では、午前中に、講師の方による座学と、インストラクターの方に教わりながら、実技訓練を受けました。

1日目の内容は、座学では、ドローンの基礎的な機能のことや、操作方法を教えていただきました。

実技訓練では、左右前後、旋回など、操作をしました。ドローンを飛ばすときは、安全確保の観念から「補助員」が必要です。
「補助員」の役目は、ドローンを遠方に飛ばす場合、操縦者はドローンのカメラ映像に集中しなければならないため、補助員が操縦士の代わりにドローンの姿を目視で確認したり、操縦の指示を出したりして、安全を確保する役割があります。









1日目は、操縦者はドローンを目視で確認しながら操縦し、補助員は、ドローンの誘導をしました。

続いて、2日目です。
座学では「捜索・救助のためのドローン活用について」について学び、1日目とは違った形態での実技訓練を受けました。

ドローンを活用した捜索について、実際の映像を見ながら解説していただきました。
滑落による負傷者を捜索し、発見した時の映像です。警察からドローンによる捜索の協力依頼があったとのことです。

高性能のドローンは「可視光カメラ」と「赤外線カメラ」に切り替えることができ、負傷者を発見するために使い分けすることができます。
負傷者を発見したら、速やかに警察に居場所を伝えることが、命を救うための第一歩となるため、ドローンの役目は重要だと感じました。

実技訓練では、操縦者はドローンに背を向けて、補助者2名の指示を聞きながら、ドローンのカメラ映像を見ながら操縦をしました。


1日目とは違い、応用的な操縦になるため、補助者2名の指示が大事な役割となります。
初心者の私でも、難しく感じる場面もありましたが、補助者の指示のおかげで、操縦することができました。



東日本大震災が発生した当時は、まだドローンが普及していなかったので、狭いところや死角になっている場所への捜索は困難を極めました。
ですが、現在はドローンがあるため、ある程度、細やかな捜索が可能になりました。
ドローンを活用した訓練を重ね、負傷者の捜索や河川の氾濫等の確認に役立てられるようにしたいです。