2015年7月7日火曜日

総合訓練と「やまとなでしこ自主訓練」

こんにちは、「やまとなでしこ」のれいこです。

さる7月5日、日曜日、東大和市消防団では多摩地区直下型地震を想定した総合訓練を実施しました。

朝8時、各団員に、「地震発生、詰所に参集せよ」というメールが入ります。実際の地震の際には、団員は徒歩など可能な手段を使って、その途上の被害の状況情報を収集しながら、詰所に向かう ことになっています。

徒歩で本部が立ち上げられている市役所に到着すると、すでに到着メンバーによって各分団との無線でのやり取り・本部からの指示が慌ただしく始まっていました。大規模な災害であったならば、詰所になんとか辿り着いても、もしかしたら自分ただ一人かもしれず、ほんの数人かもしれず。その時、無線から入ってくる情報に思考停止にならず、なんとか可能な最善の行動・判断をしなければいけない。その重責に身震いした団員が多かったのではないでしょうか。

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本部では、1時間あまりの想定訓練のなかですが、収集される情報は、あっという間にホワイトホードに書ききれない量となります。コントロール本部として、いかに効率的に、肝となる情報を整理していくか。実際の災害の際、ごく少ない人数での対応であったとしても。そのヒントを、訓練によって地道に積み上げていくしかないのだと思いました。

訓練の後半は、各分団が所持する救助資機材(チェーンソー、ストライカー、大ハンマー、エンジンカッターなど)を使いこなすためのプログラムが、北多摩消防署の署員の方の指導のもとに行われました。

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基本的な操作法から、災害時にどういったことに気をつけながら使うべきなのかという点まで、署員の方の経験に基づく解説がありました。防火扉さえもカットしていく強力なカッターの解説では、いかに効果的に使うかという点とともに、防火扉の見えない向こう側に、もしかしたら人が倒れて扉に寄りかかっているかもしれない、その人を傷つける ようなことがあってはならない、そこまで考えて操作しなくてはいけないというお話がありました。尋常でない事態のなかで、常に仕事をしていかなければならない署員の方の緊張感を垣間みました。

午後は「やまとなでしこ」の自主訓練です。目下、取り組んでいる、市内のAEDマップの作製会議を行いました。市内各地区の情報の進捗状況、どういった地図に仕上げるか相談中です!

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と、この日も盛りだくさんな一日でした。


「やまとなでしこ」のれいこでした。