今日は東京消防庁航空隊及び北多摩西部消防署の全面的な協力の下、市の幹部の皆さんと消防団幹部合同で消防行政視察を実施しました。
今回視察に使った消防ヘリ「ゆりかもめ」
当市の近くには『立川断層』があり、東日本大震災の後、これを震源とする地震の発生確率が高くなったとされています。
日産自動車工場跡地にある旧残堀川河道(推定)この下が立川断層と思われます
当市は断層帯からの直線距離で10キロもありません。先ごろ発表された東京都の災害想定でも、「震度6強の揺れ」とされ、以前の被害状況よりさらに厳しい状況が想定されたところです。
市の幹部、消防団の幹部も昨年の震災以降、防災に関し色々な施策、訓練を実施しているところでありますが、今回、上空から市の周辺状況を視察し、なお一層、スピード感をもった活動を実施していく所存であります。
東京消防庁航空隊の皆さん、ご協力ありがとうございました。
東京消防庁航空隊は、この首都東京の安心・安全のため、24時間365日空から我々都民を守って下さっています。今後共よろしくお願いします。
点検整備中の中型ヘリ「ちどり」と手前は空中消火の際に
使用する「ファイヤーアタッカー」このタンクの中に水を給水し空中から放出します。
手前は救助ユニット、奥は救急のユニットで出場する状況に合わせて積載します。基本的には地上で使うものと同じですが、ヘリから降下して使うため、人が積載しやすいようになっていたり、軽量化されています。