2023年2月8日水曜日

惨事ストレス対策消防団員養成研修が行われました。

こんにちは!「やまとなでしこ」のちかこ です。

1月28日(土)立川地域防災センターにて、惨事ストレス対策消防団員養成研修
行われました。




惨事ストレスとは、惨事(交通事故、火災、地震、津波、台風、戦争、暴力、
虐待など)に直面したときやその後に生じる外傷性ストレス反応のことです。
その反応がストレス障害として身体や心、行動に出てくるそうですが、約1割
全く出ないという人がいるそうです。
つまり約8.9割の人になんらかの障害が出るということになります。
消防団員も、活動の後にその症状がでていても、気づいていない、または対処法
が分からないという問題があるのだそうです。

講師の松井豊先生は、大震災や日々活動されている消防職員、消防団員とのカウンセリング体験を話してくださいました。
体にかかるストレスは時間の経過とともに消えていくもの、現れるもの、続くものがあり、何らかの対処が必要になります。

松井先生はストレスの日常的な解消法も教えてくださいました。
*体操、スポーツ、日を浴びる(顔に当てるだけでもうつが減る)
*呼吸法、ヨガなど、ぬるめ8分の入浴
*趣味、レクリエーション
*発想の転換
*腹の底から笑う!しっかり泣く!
*話を聴いてくれる人がいる
私達が何気なくやっていることは、ストレス発散して自分をコントロールするために
大事なんだなと感じました。

後半、講師の笹川真紀子先生からは

傾聴の大切さと技術、外傷体験後の主要三反応というのを教わり、先生のロール
プレイを見てグループでディスカッションしました。
消防団員同士で話を聴く、苦痛をねぎらう、症状に気づき対処することが大事だというのを学びました。

惨事 誰の身にも起きてほしくない、もし、起きた時にはみんなで互いを支え合っていきたいものです。